【あかね農園】最後の栄養を実へ!メインハウスのトマト「摘芯」作業が完了しました

【あかね農園】最後の栄養を実へ!メインハウスのトマト「摘芯」作業が完了しました

こんにちは、あかね農園です。

メインハウス(1号棟)で育てているトマトの収穫も、いよいよ残りわずかとなってきました。本日は、トマトの最後の手入れ作業である「摘芯(てきしん)」についてお伝えします。

3,600株の「摘芯」作業とその目的

先日、メインハウスにある約3,600株のトマトに対して摘芯作業を行いました。

摘芯とは、茎の先端にある「生長点」を摘み取る作業です。これ以上トマトの背丈が伸びないようにすることで、株の栄養を成長ではなく「実」だけに集中させるという重要な目的があります。また、このタイミングで脇芽もすべて綺麗に取り除き、最後の段のトマトまでしっかりと肥大化するように促します。

この作業において最も苦労し、工夫している点が「綺麗な葉をなるべく多く残し、生長点だけを正確に取り除く」ことです。葉を多く残すことで光合成を活発に行わせ、実へ送る養分を最大化させています。

農薬を使用しない「あかね農園ならでは」の難しさ

摘芯を行うと、トマトはそれ以上新しい葉を出しません(葉の更新がなくなります)。 ここには、農薬を使用しない当農園ならではの大きな課題があります。

新しい葉が生えない状態で病害虫が蔓延してしまうと、残された健康な葉が減り、十分な光合成が行えなくなります。その結果、最終段のトマトを収穫しきることが非常に困難になってしまうのです。

そのため、ハウス内の状況によっては大きな決断を迫られます。病害虫が多く、すでに健康的な葉が十分に確保できないと判断した場合は、光合成のサイクルを維持するために「あかね農園ではあえて摘芯を行わない」という選択をすることもあります。 無農薬での栽培は、こうした植物の性質とハウス内の状況を天秤にかけながら行う、手作業と観察の連続です。

今しか味わえない「夏トマト」の美味しい食べ方

季節が夏本番に向かうにつれて、トマトの味わいも変化していきます。濃厚な甘みを持つ春先のトマトとは異なり、今の時期は水分を多く含んだ「みずみずしさ」と、夏にぴったりの「すっきりとした酸味」が前面に出てきます。

この時期ならではのさっぱりとしたトマトは、冷蔵庫でしっかりと冷やして丸かじりするのが最高の味わい方。暑さで食欲が落ちやすい時期でも、美味しく水分と栄養を補給していただけます。

手間暇をかけて最後の栄養を行き渡らせた、今しか採れない夏らしいトマトを、ぜひご賞味ください。

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