【あかね農園】太陽からカボチャを守れ!数百個に手作業で施す、真夏の日焼け対策
こんにちは、あかね農園です。
年々、夏の直射日光が厳しさを増していますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 現在あかね農園の畑では、これから収穫時期を迎えるカボチャたちの「日焼け対策」に追われています。
なぜ「テープ」で日焼け対策をするのか?
通常、カボチャの実の周りには大きな葉が生い茂り、それが天然の日傘となって強い日差しから実を守ってくれます。
しかし、あかね農園では無農薬・有機肥料栽培で野菜を育てているため、収穫が近づく頃には99%の葉が病気などで枯れ落ちてしまいます。葉がなくなると、真夏の強烈な太陽光が直接カボチャに当たり、実が日焼けして傷んでしまうのです。
一番美味しく、しっかりと栄養が詰まった「完熟状態」で収穫を迎えるためには、枯れてしまった葉の代わりに、人工的に日陰を作ってあげる必要があります。

数百個のカボチャへ、一つひとつ手作業で
対策として、写真のように専用のテープ(保護紙)をカボチャ一つひとつに直接貼って日差しを遮ります。
広大な畑に実った数百個ものカボチャを探し出し、炎天下の中で腰をかがめて手作業でテープを貼っていく工程は、非常に骨の折れる作業です。しかし、お客様に最高の状態でお届けするためには、決して妥協できない大切なひと手間です。

耕作放棄地から、豊かな土壌へ
実は、現在カボチャを育てているこの畑は、もともと使われなくなっていた「耕作放棄地」でした。
あかね農園では、初年度から皆様に自信を持ってお届けできる野菜が採れるよう、徹底した土壌作りに力を注いできました。厳しい環境と手作業の連続ですが、ふかふかに蘇った土の力を借りて、今年のカボチャも力強く育ってくれています。
カボチャの本当の「旬」は夏ではなく秋
カボチャといえば夏の野菜というイメージが強いですが、実は収穫してすぐの段階では甘みが少なく、本来の美味しさは引き出されていません。
収穫後、涼しい場所で数週間から数ヶ月ほど寝かせる「追熟(ついじゅく)」という期間を置くことで、実の中のデンプンが徐々に糖へと変化していきます。これにより、甘みとホクホク感が増し、最も美味しい状態に仕上がります。 そのため、カボチャの本当の食べ頃(旬)は、収穫から少し時間が経った【8月〜10月】となります。
野菜ごとの最適なサイクルを知ることで、毎日の食卓が少し豊かになります。 あかね農園では、すべての作物に対して一切の手間を惜しまず、それぞれの野菜が一番美味しくなる自然のサイクルを大切にしながら栽培に向き合っています。